まだ梅雨空が続いていますが梅雨の晴れ間には日差しが強い日もあり、紫外線対策が必要な季節ですね。そこで今回は日焼けについてのお話をご紹介します。
4月から9月までの紫外線量は冬に比べて3倍以上と言われています。外出時にはお子さんでも使用できる日焼け止めを塗ったり、帽子や日傘、洋服などで直射日光を防ぎましょう。
よく親御さんから日焼け止めの選び方についてご質問をいただきます。選ぶ際のポイントは、低刺激で石鹸で洗い流せるタイプのものがいいといわれています。使用前にお子さんの太ももの内側などで試してから使うようにしましょう。また、日焼け止めを塗る前に保湿剤を塗っておくとより肌への負担を抑えることができます。塗るタイミングは外出する30分前に塗布すると効果的といわれています。お子さんは汗をたくさんかきますので2~3時間を目安に塗り直すようにしましょう。
次に日焼けをした肌へのケア方法をご紹介します。
日焼けした肌はやけど(熱傷)と同じような状態です。体温調節機能が低下し、熱中症の原因になることもあります。まず日焼けした肌をクールダウンさせることが大切です。氷や氷嚢などをタオルやガーゼにくるんで冷やしてあげましょう。帰宅後はぬるめのシャワーを浴びると日焼け止めを洗い流したり、体温を下げる意味でも効果的です。冷やした後は、肌への水分補給と保湿が大切です。まずアルコールフリーのローションを塗ってしっかりと肌への水分補給を行います。その後保湿クリームなどをたっぷり塗って保湿しましょう。
1日の中で紫外線量が最も多い10時~14時の外遊びも控えたほうがいいといわれていますが、夏は海や山、プールなど外遊びの機会が多く控えるのはなかなか難しい場合もありますよね。紫外線対策や熱中症対策をして楽しく元気いっぱい遊びましょう!