新緑が目にまぶしい、気持ちのいい季節となりました。
新年度が始まり、あっという間に3週間が経ちました。新しい生活スタイルにちょっとずつ慣れ、緊張感も少し和らぎ、逆に少々疲れを感じる頃ではないでしょうか?
今週末にはゴールデンウイークがやってきます。一息つけそうですね。
ゴールデンウイーク、ご家族で楽しいおでかけを予定されている方もいらっしゃると思います。ゴールデンウイークの頃は天候に恵まれると、日中半袖で過ごせるくらいの日もあります。日中の暖かい陽気に誘われて水遊びのレジャーなどが増えるこの時期、気をつけなければいけないのが子どもたちの水の事故です。
海や川でのバーベキュー、釣りや磯遊びなど大人が一緒の場面でも水難事故が起きることがあります。子どもたちだけで水のそばに行かないことや、近くで遊んでいるからといって大人が目を離さないようにすることが大切です。
河川では天候によって水の流れが早かったり水かさが増えたりもするため、事前に気象情報などもチェックしておきましょう。また、溺れた子どもを助けようとして、大人が命を落とす悲しい事故も毎年発生しています。泳ぎが得意な方でも、溺れている人を助けるのは大変危険を伴います。人が溺れている現場に遭遇した時は、まず冷静になって、飛び込む前に水に入らず助ける方法がないかを考えます。
周囲の人にも緊急事態を知らせ、人を集めることも大切です。
浮き輪の代わりになるような浮くもの(ペットボトルやクーラーボックスなど)を投げ入れたり、ロープや棒のようなもので救助を試みます。それでも、どうしても水の中に入り助けなければいけない状況の時は、自分も浮き輪になるものを持って入るようにし、周囲の人と連携して助けることが二重事故を防ぐポイントだそうです。
けがや事故なく楽しいゴールデンウイークとなりますように、お気をつけてお出掛けください。