5月だというのに連日暑い日が続いています。
日中、各地で30度を超えるところもあり、ニュースでも熱中症への注意を呼びかけています。総務省消防庁の発表によりますと、5月になってから熱中症による救急搬送が増えており、ゴールデンウイーク明けからの1週間だけでも462人にものぼったそうです。
この時期に熱中症が急に増加してしまうのは、身体がまだ暑さに慣れていないことが原因のひとつとされています。
人間の身体は、気温が高く体温が上がると汗をかいて体温を下げる仕組みになっています。春から夏に向かって徐々に気温が高くなり、身体もそれに合わせて少しずつ暑い環境に慣れていくと効率よく汗がかけるようになるそうです。ところが急に暑くなってしまったため、汗が上手くかけず体温調整が出来ないことがあり熱中症になりやすくなるようです。
熱中症の予防としては、基本的なことですが規則正しい生活を送り、睡眠不足や食生活の乱れがないようにすることが大切です。また、こまめに水分補給をすることも大切です。
屋外でのレジャーやスポーツをするときは、晴天のときだけではなく曇っていても風がなかったり、湿度が高い日などは熱中症の危険性があります。また屋内でも、湿度が高かったり風の通りが悪かったりすると熱中症になることがありますので注意しましょう。
体調管理をしっかりして暑さに負けない身体づくりをしていきましょう。