やけどにご注意!

毎日暑い日が続いています。関東地方も梅雨明けをしていよいよこれから夏本番です。連日、高温注意報が出され熱中症などへの注意が呼びかけられています。

そして、この時期に注意をしていただきたい「夏のやけど」。

花火やバーベキューなど火を使うものをイメージしがちですが、実は夏の暑い日はそのほかの屋外でも危険な場所がたくさんあります。

まずは公園。

暑い日に直射日光で熱せられた遊具は大変高温になっています。滑り台やブランコ、鉄棒やベンチなどは50~60度、砂場に至っては70度以上になることもあるそうです。公園に着くとお子さんたちは一目散に好きな遊具のところへ駆け寄ってしまいます。

夏は半袖、半ズボンなど薄着のことが多いため、特に注意が必要です。遊具にお子さんが触れる前に大人が触って暑さの確認をしてください。実際にこの数日、公園の滑り台でお子さんが脚やお尻をやけどしたとご来院されています。

その他にも、アスファルト、マンホールの蓋、ガードレール、黒っぽい車の車体など高温になってしまっているものが屋外にはたくさんあります。

また長時間駐車していた車の車内も大変高温になっています。気を付けなければいけないのがダッシュボード部分やチャイルドシートの金具部分です。お子さんを乗せる前、シートベルトを着用する前に必ず確認をしてください。

真夏のお出かけは熱中症とともに、身近にあるやけどの危険などにも注意を払い楽しいおでかけをしてください。

楽しい夏をお過ごしください!