嘔吐下痢症(急性胃腸炎)では、親御さんの手洗いも重要です。

ここ1か月ほどでしょうか、嘔吐下痢症(急性胃腸炎)が非常に流行っております。この嘔吐下痢症は、嘔吐物や下痢便(おむつ)を扱った手指を介して口から入り、胃腸(腸管)で増殖してしまう「糞口(ふんこう)感染」が主な感染の経路です。すなわち、手洗い・うがいが重要なのです。

お子さんの嘔吐物の処理やおむつ交換、体拭きなど、なにかひとつ行ったら手洗いをする、“一処置一手洗い”を徹底することが大切ですが、普段お子さんのおむつ交換などに慣れていないお父さん方は、より気をつけましょう。