嘔吐下痢症が流行っております。また例年に比べ、伝染性紅斑(りんご病)が流行っていたり、溶連菌感染症も多くみられております。そんな感染症を防ぐために大切なことのひとつに手洗いがありますね。この手洗いについてユニセフの啓発活動を紹介する記事を目にしましたのでご紹介いたします。
WHOなど世界中のさまざまな機関が「手洗い」について啓発活動に取り組んでおりまして、2008年にはユニセフを中心とした様々な機関により、10月15日が「世界手洗いの日」に定められました。
ユニセフによりますと、世界中で5歳の誕生日を前に亡くなる子どもたちは年間約660万人に達するそうです。そして、その原因の多くは予防可能な病気であるとも報告されています。もし、せっけんを使って正しく手を洗うことができれば、世界中で年間約100万人の子どもの命を守ることができるということです。
楽しく学べる「世界手洗いダンス」
日本ユニセフ協会では、「手をあらおう。手をつなごう。」の合言葉のもと、2009年にユニセフ「世界手洗いの日」プロジェクトを開始しました。せっけんを使った正しい手洗いの重要性を広める活動を行っています。そして、手洗いの大切さを楽しく伝えるだけでなく、「日本の子どもたちに、世界や世界の子どもたちについて関心をもってもらいたい。衛生と子どもの命についてもっと知ってもらいたい」という願いも込められているということです。
公式ウェブサイトでは「世界手洗いダンス」を見ることができる他、ポスターや紙芝居、ハンドブックといった資料も多数ありましたのでご参考になさってください。
*世界手洗いの日 公式ウェブサイト